合格発表を終えて

第105回 薬剤師国家試験の合格発表が行われ、合格した皆さん本当におめでとうございます。

今回の合格発表では、

・ボーダーが213点(1問1点換算)であること

・「解なし」(補正問題)が想定より少ないこと

に注目しました。

 

今回はボーダーが213点まで下がりましたが、合格率は昨年(ボーダー225点)とほぼ変わりません

このことから、昨年の国家試験よりも問題が難化したことは明らかです

 

ボーダーに関して、第100回薬剤師国家試験を振り返ります。

この時は「補正問題」の数が多く、これにより事実上ボーダーを下げています。

補正問題は、主に「問題に不備はないが、正答率が低く全員正答にする」という内容です。

 

当時、この補正問題の数は全部で11問。そして、その中の5問が必須問題でした

必須問題が補正されることにより、必須問題での「足切り」も緩和されることになります。

 

今年の国家試験は、必須問題の難易度が例年よりも高く、「補正問題」が用意されることを想定していました。

しかし、今年は単純にボーダーを213点まで下げているだけです。

つまり、難易度が高かったにも関わらず、必須問題の足切り緩和には至っていません

 

そのため、ボーダーの下げかたも第100回薬剤師国家試験に比べると、ややシビアであると考えることもできます

 

今回の国家試験では、合格するうえで「必須問題」の重要性を改めて実感しました。

必須問題は、理論問題よりも解きやすいため、「得点稼ぎ」の役割をもっています。

その反面、上記のように「足切り」になりやすい恐さもあります。

 

225点を超えるためには、「必須問題」を得点源にしなければなりません。

得点源にするためには、必須問題の内容が当たり前のレベルになる必要性があります

 

そして、今後の国家試験でも、ボーダーが下がることが約束されているわけでもありません

だからこそ、これからの国試にチャレンジするかたは、問題が難化しても1つの基準となる225点を超えるために万全の準備を進めていくことがベストです!