とても優秀な世代で灰原さんが福岡大学卒業試験1位、空閑さんが第一薬科大学卒業試験2位の成績を収めました。光栄なことに福岡大学卒業試験1位は、昨年に続き2年連続となりました。10年間で多くの優秀な学生さんを担当させていただいたことを嬉しく思います。
この世代はCBT受験時にコロナ禍の最中であり、その影響は小さくありませんでした。
いざ薬剤師国家試験に向けての勉強となると、とまどう学生さんも多かったようです。そのため、上昇気流に乗るのに少し時間がかかったかもしれませんが、もともと実力の高い世代でもあり、勘を取り戻せば、これまでの世代と引けを取らない力をもっていました。今年度も数名のかたに合格者の声として、ご協力していただき後輩の皆さんへのアドバイスをいただきました。是非、参考にしてください。
赤嶺さん
自分のやるべきことをしっかりとやり遂げる力をもっている学生さんでした。周りに影響されず自分の考えをしっかりともっていることが、赤嶺さんの最大の強みでした。例えば、「仲の良い友達が講習会を受講するから自分も受けよう」という受け身の形ではなく、自分にとって必要か否かを判断し、目的を達成できるタイプでした。赤嶺さんと話している時に、試験までの逆算がしっかりとできており、計画性を確立できていたことを感じました。卒業試験や国家試験に向けて、どの時期までにどこまで終わらせるか。「期間」と「目標」をしっかりと計画して実行することで、赤嶺さんのように確実に結果を残せます。
一言で言うと、「瑞記先生のメディカルエースは神」です!
もともと化学はどちらかといえば得意な方でしたが、どうしても暗記に走ってしまう部分もあり、暗記が苦手な自分としては苦労した反応も多くありました。しかし、メディカルエースに通ってからは、授業を聞く度に理解して解ける問題が増え、解く上での根本的な考え方を身につけることができました。
有機化学以外にも、物理の分析や外部講師によるDAYコースの授業が開講されるため、そこで自分の苦手範囲を補うことができます。特に、有機化学は苦手科目になりやすいため、メディカルエースに通って”暗記”じゃなく”理解”して解けるようになれたことがとても嬉しかったです。
考え方の理解の深め方次第でもっと点数が伸びると思うので、有機化学が得意・不得意関係なく、通って損はないと思います。
青本・青問、回数別の国試過去問
卒試対策としては、夏休みまでに国試過去3年分は解いておくと、卒試の過去問に手が出しやすかったです。
国試対策としては、卒試が終わってから、回数別を繰り返し解き、苦手範囲は青問を使って重点的に解いて復習しました。
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年分
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
卒試は基本的に国試の問題をベースに作られていることが多いため、夏休みまでに国試の回数別過去問3年分程解いてから卒試の過去問に手をつけ始めると、見たことがある問題も増え、解きやすいと思います。
特に薬理に関しては、国試よりも圧倒的に難易度が高く、初めは周りも皆、面食らってましたが、授業プリントで新薬も含め説明していることが多いため、学校の授業はしっかりと聞いて、授業プリントまで目を通しておくと得点しやすいと思います。
一次卒すると、その後はより国試の勉強に時間を費やすことが出来るので、是非一次卒を目指して、頑張ってください!!
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
最低過去5年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
青本と青問(法規と実務以外)は前期試験の前までに一周終わらせました。特に物化生・衛生は前期で授業が完結するため、前期までに一周目を終わらせておくと、前期試験の勉強がしやすかったです。ただし、有機化学はメディカルエースの講義資料のみ使用し、毎日15分〜20分など少しの時間を確保して復習するようにしていました。
法規は夏休みの間に時間を作って一周しました。法規は一周すると比較的頭に残りやすいので、夏休みの間に勉強しておくと模試でも点が取れると思います。
実務は卒試の勉強をしながら、青本でわからないところを確認しました。
回数別は最低でも過去5年分を解くことをお勧めします。
浅海さん
本当に頑張り屋さんで、とても思い出に残っている学生さんです。真面目な性格もあり、いつも真剣に勉強に取り組んでいましたので、合格に向けて安心感のあるタイプです。分からないことも放置せずに大学の先生に質問していたようですし、1つのことに時間をかけるタイプという印象があります。薬剤師の仕事も興味をもって、一生懸命取り組める力をもっていますし、薬剤師としての活躍も楽しみです。
化学に対して苦手意識を持ったままここまできてしまい、CBTも暗記で乗り切ってしまっていたため、勉強に本腰を入れ始めた5年生の終わり頃、化学の知識はほぼ皆無でした。
卒試や国試の化学はCBTのように暗記で乗り越えられるほど甘くないと分かってはいたものの、どうやって勉強しようか悩んでいたところ研究室の先輩にメディカルエースを勧められました。
授業はみずき先生が基礎から丁寧に教えてくださるので、どんなに化学が苦手な学生さんでも安心して受講してください。
化学は暗記科目と異なり、ガムシャラに問題を解いただけでは成績は伸びにくい科目だと思います。みずき先生の化学はしっかりとした原理を基礎から正しく教えてもらえるので、なんとなく解く感覚から明確な根拠をもって解けるようにだんだん変わっていきます。
わからないところがあってもLINEなどで質問することもできるので、いつでも質問できる環境は私にとってとても大きかったです。
卒試:卒試過去問・回数別の国試過去問・大学の講義プリント・全統模試(法規・機器分析)・青本
国試: 回数別の国試過去問・大学の講義プリント・青本・山かけプリント(医療系・実務)
国試・卒試共に化学はメディカルエースのみ
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年分
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
8月に卒試3年分を解いて、各先生ごとに出題内容をざっくりと分析していました。そうすると傾向が見えてくるので、「卒試直前にどこを勉強すればいいか分からなくなる」ということはなかったです。
ただ、例年通りじゃないパターンは勿論あるので、分析結果のところだけに山をかけるのではなく、どの分野もなるべく広く勉強するようにしていました。
個人的に「1番勉強するのが難しいな」と感じたところは、オリジナル問題を作成する先生の分野です。ここは自分で深く勉強することは無理だと判断し、あまりここに時間はかけず卒試過去問と同じ問題がきたら解けるようにして、その分野は主に基本的な国試レベルの勉強をしていました。
例年難易度の高いオリジナル問題を作成する先生が、今年になって急に易しくなる場合があるので、捨てたくなる気持ちはわかりますが、最低限国試レベルまで勉強しておくことをおすすめします。
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去8年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
とにかく早く勉強を始めてください。
「こうすれば必ず合格する」という絶対的な必勝法は存在しないと個人的には思っていますが、自分に合った勉強法はあると思います。とにかく早く自分に合った勉強法を見つけてください。
私は理解力と応用力がないことに自覚があったので、6年生になる前に暗記科目を一通りし、6年生になってから、授業を通して物理・化学・薬剤(創剤以外)に時間をかけようと考えました。
具体的には、5年生の実務実習の間に薬理を4〜5周し、春休みの間に暗記科目の青問を1周(衛生のみ3周)解いていました。6年生になってからは、授業後その分野の青問をその日のうちに解いて復習し、忘れたら都度確認するようにしていました。暗記科目はとにかく問題を解いた分、ひっかけパターンがみえてくるので、量をこなすことで成績が伸びやすいです。
物理・薬剤(創剤以外)は自分で1から勉強するのは難しいと判断し、6年生になってから授業で習ったところをその日のうちに青問を解いて勉強していました。暗記科目を早めに終わらせていたので、ここに時間を割くことができたのは自分にとって大きかったです。
少しずつできることを増やしながら暗記系を忘れないようにし、少しでも「この薬って何だっけ?」って感じたらすぐに調べる癖をつけていました。
また、分野ごとに質問する先生・友達を決めて、疑問を感じたらすぐに解決するようにしていました。
化学はメディカルエースのみです。必ず復習をしてください。
1年間は意外と長いです。無理なく継続可能な勉強計画をたて、1日1日を大事にしてください。
石橋さん/植木さん
石橋さん
受講態度を観ていて、常に安定した表情で、良い意味で落ち着いていました。試験に向けて変にドタバタしないというのは、とても大切なことで、自分のペースで頑張れていることが伝わりました。そして、大崩れをしないタイプだと感じましたし、自然と合格の流れにのっていけたと思います。
植木さん
要所要所で頑張れる学生さんで、常に全力というタイプではありませんでしたが、危機感をもって頑張れたことが合格に繋がったと思います。
この1年間の卒業試験、国家試験に向けてきつい時期もあったと思いますが、その中でも自分がやるべきことをしっかりと見極める力ももっていました。
石橋さん
正直、塾に通うことに乗り気ではありませんでした。私の中で薬学の塾は、根本的な事というより覚え方などテクニック的な事を教えるイメージがありました。そういった塾なら行かなくてもいいかなと思いながら、植木さんに誘われるがままに無料体験講座を受けました。すると授業が面白くて、大学で先生が言っていたことはこういう意味だったんだ!と気づいたら夢中で授業を受けていました。
今まで覚えるしかないと思っていた化学でしたが、メディカルエースに1年間通って、原理を理解できて問題を解くのが楽しいと思えるようになり、国試では一番平均点より高く得点できた科目になりました。
また瑞記先生はとにかく情報を持っていて、予備校のおすすめ講座から福大の卒試、国試会場のことまで事細かに教えてもらえたので、化学以外の勉強も効率的に進められました。
さらに、1年間勉強していると悩みや疲れが出ることもありますが、大学は高校ほど1人1人の状況を把握して面倒を見てもらえるわけではないので、瑞記先生とお話したり、普段の様子を見た上で励ましてもらえたことが本当に心強かったです。
瑞記先生、誘ってくれた植木さんに感謝です!!
植木さん
(1)勉強面について
私は有機化学という言葉を聞くだけで、発狂しそうになるレベルで有機化学が苦手(嫌い)でした。ですがメディカルエースに通い始めてからは、模試や卒試で有機の問題になるとやっと物理終わって有機化学だ!と、一息つける位までに成長しました。また、有機化学と定量・機器分析やその他の科目の一部の範囲は、瑞記先生に丸投げで任せておけばOK!という安心感があったので、他の科目のように「あれもしなきゃ!これも終わってないのに・・・」と頭がパニックになることもありませんでした。安心感が持てた事がとてもとても心強かったです!
(2)その他
・高宮に塾がある点→最初の2ヶ月ぐらいは遠いし切実に移転して欲しいと思っていました笑。しかし、国家試験を第一薬科大学で受験した事もあり、通い慣れた道をいつも通りに歩くだけだったので、当日は何の不安も緊張・迷いもなく会場に行くことができました。
・先生が情報通→予備校教師出身の先生という事もあり、今でも様々な情報を教えて下さいます。そのため、学校からだけでは手に入らない情報もあり、受験会場の環境や最近のトレンド問題などの情報を事前に持った状態でテストに臨めたのは心強かったです。
・先生が色々な相談にのってくれる点→瑞記先生には初歩的な勉強方法の相談から、講義でわからなかった事や国家試験本番の事についてなど、本当に様々な相談をしました。正直に書くと、厳しい言葉もかけられて泣きかけた事もあれば笑、焦った事もあります。ですが、先生がその時にかけて下さる言葉は、「その時その人に必要な言葉だった」と今では感じる程、感謝の気持ちしかありません。プライベートな事はさておき、何かこの1年間少しでも迷ったことがあればすぐに瑞記先生に相談に行って欲しいです!!
石橋さん
青本、回数別の国試過去問、大学の講義プリント、薬が見える
薬が見えるは薬の作用機序がわかりやすく書かれているため、作用機序をもう一度確認したい時に使いました。
植木さん
・青本
・青問とWeb問題集(どちらも少しだけ使用しました)
・回数別国試過去問
・コアカリ(4年生の時にゴロやまとめ等を沢山書き込んでいたので、青本と同じ部分はコアカリをそのまま使いました)
・大学の講義プリント
・メディカルエースのテキスト(特別講座も含む)
・自分専用ノート(間違えたところや重要な公式などを書き込んだ付箋を集めたノートを勉強開始時から作り始めました。テスト前にかさばらず簡単に見直すことができるのでオススメです!)
石橋さん
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年分(3回目は解いていません)
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
まずは7月の前期試験に向けて、普段の授業の復習をするのがいいと思います。
前期の授業は物化生、衛生、薬剤の半分と、自分で1から勉強しようと思うと時間のかかる科目がたくさんあります。前期試験の対策をしっかり行うと、卒試の過去問を解く時にこれらの科目に時間をかけずに済んでよかったです。
卒試は問題を見るとかなり難しく感じるので時間をかけてしまいがちですが、すべてを理解して1年分するより、よく分からなくてもふーんと思いながら沢山の問題に触れたほうが、どの問題が重要かも分かり、効率的だと感じました。
また、国試の過去問も出題されていたので(特に卒試3回目)、国試も過去3、4年分くらい解いておくと点数が伸びると思います。(後から気付きました)
植木さん
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去1年分の1回目全部と2回目の必須・病態・衛生だけ解きました汗(絶対に真似しないでください!)←9月にこのページを見た人の安心材料になることを祈って正直に書いています笑
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
まず大前提として、これは国試にも卒試にも共通ですが、「テスト1回分解くのに1週間はかかる」
と想定してスケジュールは組んで下さい!
3日あれば1回分終わるなんて思ってたら大間違いです!!!(体験者より)
夏休みに国試3年分を解くことをオススメします!その後9月から卒試の過去問を解くと良いと思います。先に卒試に手を出してしまいそうな感覚があると思いますが、個人的には「先に国試」がオススメです。特に衛生や病態、薬剤、法規は国試の1〜2年前の過去問がそのまま出ていることが多い印象です。(衛生の先生方は「卒試の過去問から出すよ〜」とおっしゃっていましたが、バリバリ国試の過去問から出す傾向があります汗)ただ、薬理に関しては国試と卒試ではあまりにもレベルが違いすぎるので、国試の薬理は後回しにして、最初から卒試メインで勉強した方が良いと思います。また、有機化学はメディカルエースのテキストと問題冊子(特に問題冊子が大切)を繰り返すのが良いと思います。
石橋さん
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去5年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
一番は自分の勉強スタイルをよく理解して、自分に合った方法を模索することだと思います。
私は一夜漬けタイプなので、長期的な勉強が苦手でこの1年間が心配でした。しかし、秋から2週間おきくらいに模試や学校の試験があったため、2週間を目安に短めの計画を立てることで勉強を進めることができました。勉強中も「この方法は私にあっているだろうか?」「どの方法が一番記憶に残るかな?」と色々試しました。
先輩や先生からさまざまな勉強法を聞くと思いますが、全部真に受けずに自分に合っているものを採用したらいいと思います。
青本、青問は一周しておらず、2回解いたところもあれば青本や授業プリントを確認しただけで問題を解いていない部分もありました。実際国試を終えるとやはり問題を解いた科目の得点率が高かったので、時間のある長期休みにスピード重視で青問だけでも一通り目を通していたらもっと成績が良かっただろうなと思いました。
実践してよかったことは、全ての試験に向けて(直前だけでも!)一生懸命取り組んだことです。最初の方の模試は大学の中間テストに近く、まだ実感も湧かずないがしろにしがちですが、過去問を少し見たり、試験中頑張って考えるだけでも問題を見た経験にはなるので、無意識ながらに後々生きたのではないかと思います。
有機化学は、メディカルエースの授業を受けていれば国試直前に瑞記先生が教えてくれる重要なポイントを確認するだけで済みました。
植木さん
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年(衛生の吉田先生の範囲は過去10年分講義で配られたので5年分ぐらい解きました)
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
なにより一次卒をして、「できるだけ早く国試の勉強だけにシフトチェンジすること」が最大のポイントです。だからまずは一次卒をして下さい!
私は12月〜年始にかけて1ヶ月間遊びほうけてしまったので(大反省しています汗)、
本来、年末までに終わる予定だった国試の過去問3年分と青本の飛ばしていた部分を勉強するのに1月末までかかってしまいました。その後は新しいことには取り掛からず、今までやってきた勉強の復習をひたすら繰り返しました。ただし、青本自体は10月ぐらいには大体終わらせていました。
また、有機化学はメディカルエースの講義資料のみ使用し、機器分析や病態等の特別講座の範囲も特別講座のテキストのみを利用し、青本は使用していません。
私はなかなか最後まで対応できなかったのですが、薬剤のD先生の範囲は国試と卒試で全く違うものという感じがしました。そのため、D先生の範囲に関しては、国試5年分と全統模試も3年分解いておくのが良いと思います。加えて、私はなかなか病態が苦手で成績が伸びなかったのですが、大政先生の直前講習を受けてから一気に成績が伸びたので講習を受けることをオススメします!!!
国試直前にお勉強をサボった人間に言われても、、、と思われるかもしれませんが、国試に向けてもっとしっかりこれをやっとけばよかった!という勉強法があるので以下に記載しておきます。
・12月末までに国試の間違えたところのとき直し(3年分)と青本の飛ばした部分の勉強を終わらせる。
・1月は自分が苦手だなと思う範囲を、青本青問を使って徹底的に叩き込む。(青問で問題が足りない時はWeb問題週を使いました。)
・問題を解く(直前はたくさん問題を解いて間違えたところをしらみつぶしにやっつけて下さい。)
・最低2日に1回は全ての科目に触れる
・自分の弱点ノートを何度も繰り返す
最後に私から1年間頑張る後輩のみんなへのメッセージです☺☺☺
①勉強方法について周りの人といっぱい話してみてね!
私はインプットタイプだったのですが、アウトプットタイプを勧める先生や友人が多くてなかなか勉強方法が定まりませんでした。ですが、とある友人と話をしてから、「この勉強方法私に合ってるなー真似しよう!」と勉強方法が定まりました。4月に入ると皆が勉強し始めて、なかなか勉強の話題を出しづらくなってしまいますが、私はもっと早く聞いておけば良かった!と思っています。皆、自分から話すのは気が引けるけど、、、全然聞かれたら話すよ〜っていうタイプの人が福大生には多いと思うので、是非積極的に質問してみて下さい!
②体調管理を何よりも大切に!
図書館に行くと見たことのある顔ぶれが朝から夜までいます笑
正直、その子達をみると「私、全然勉強時間足りてないじゃん、、、」と焦ることも多々ありました。でも、勉強時間も方法も睡眠時間も生活リズムは人それぞれです。体調を崩すのが1番損になるので、無理せず自分の身体を大切にしてあげて下さい!
③遊びすぎないこと!
私は卒業が決まったのをいいことに、12月〜年明けまでの約1ヶ月間、旅行に行ったり友達とのご飯にたくさん参加したり、人生初の寝正月をしたりと遊び呆けてしまいました汗。その結果、国試までの1ヶ月間後悔と反省に毎日押し潰されそうになり、体もボロボロかつメンタル的にも地獄の日々を過ごしました。皆さんには本当にこんな思いをしてほしくないです。そのため、卒業が決まったからといって調子にのって遊ぶのは本当にやめたほうがいいです!!!真面目に図書館で周りの人がきちんと勉強している姿を見て襟を正して下さい!!!
上田さん
講義の後半から特に雰囲気が良くなった学生さんです。卒試や国試が近くなると、勉強に疲れてしまう学生さんも少なくありません。その中で上田さんは、試験が近くなるほど集中力が高まり、雰囲気が良くなっていきました。そして、もともとのセンスの良さも感じることもあり、成績が伸び始めたら壁のないタイプだと思います。試験に向けて気負いすぎる感じもなく、良い成長曲線を描けた学生さんでした。
友人に教えてもらいメディカルエースの体験講座を受けたのですが、その1回の授業で、どのようにして反応が進んでいくのか、なぜその反応が起こるのかを理解できていると実感しました。
もともと有機化学は苦手で、どう勉強していいかわからず覚えるしかないと諦めていましたが、伊藤先生が基礎から順を追ってそれぞれの反応を繋げながら教えてくださったので、考えて解く力を身につけるとこができたと思います。ファーマコフォアなどの難しい分野でも、初めて見る問題に対して選択肢を絞りながら答えを導き出すことができるようになり、授業を受けるのが楽しかったです!
化学は、国試も卒試もメディカルエースの勉強をしていれば自信がつくと思います。
国試:青本と回数別
卒試:青本と卒試の過去問、青本に載ってない部分は大学の授業プリント
reminDOというアプリを使って、移動時間や寝る前などに苦手な範囲を復習していました。
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年分(3回目は2年分)
必須と衛生などの過去問から出やすい科目だけ4年分見ました。
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
私は2次卒で合格しました。卒試は結果的には1次卒でも2次卒でも問題ありませんが、1次卒を目指して勉強することに意味があったと思います。
卒試の過去問は、前期試験が終わって8月から解き始めました。卒試の1回目までに過去2年分の1,2回目と前年分だけ3回目を解き、卒試2回目までに過去3年分の1,2回目を解きました。卒試の勉強を通して感じたことは、大学の授業の大切さです。特に前期授業は復習が追いつかなかったり、まだ本腰を入れきれてなかったりで、後になって授業で言われてたんだ!と気づくことが多かったです。
最初はわからないことだらけで1回分にすごく時間がかかってしまうと思いますが、似たような問題が出ることも多いので焦らずしっかりと復習していくといいと思います。
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去4年分(必須は5年分)
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
早めに勉強法(復習法)を確立することと、全部やろうと完璧主義になりすぎないことだと思います。
私は、前期授業の期間は大学の授業の復習をしつつ、メディカルエースの復習や薬剤の計算問題など理解系の科目を優先して勉強していました。結果的にこの分野の問題は、早めの時期から最後まで安定して点を取れるようになったのでよかったと思います。
ただ、この時期にあまり青問や過去問をしていなかったので自分に合った復習法がわからず、卒試過去問を解き始めてから悩みました。(私は結局、時間はかかりますが、自分が解いた問題用紙に解説を書き込むような形で復習しておくと頭に入りやすかったです。)自分に合った復習ができていると、あとで復習し直す時もスムーズに見直せるようになるので早めに確立しておくことをおすすめします。
そして、1年間は長いです。丸1日、2日くらい集中できない日も何度もありました。そんな時は自分を責めず、”今日は休んで明日から”と思うようにしていたから、体調も崩さず最後までやり切ることができたと思っています。朝から夜まで勉強する、過去問○年分など目標を立てる事はとても大事ですが、完璧主義になりすぎないで、たまには少し休んで1年間頑張ってください!
空閑さん
6年生に進級する際は、成績は良くなかったそうですが、最終的には第一薬科大学を2位で卒業しました。一言で言うとセンスがある学生さんで、もともと才能がありますね。第一薬科大学の学生さんは、「もっている実力を発揮することができるか。」そこは講義における目標の1つです。これまで成績が良くなったとしても、「勉強をしていない」という明確な理由があるならば、「それはやってみなければ分からない。」ということを体現してくれたタイプです。そして、「この1年間は頑張る」という決意が良く伝わりました。受講態度も必死というタイプではなく、「できることをやる」「分かることをこなす」というスタイルで、とてもセンスを感じた学生さんです。
私は有機化学が1番苦手で、大学の定期試験は再試験で丸暗記することでギリギリ合格するという、その場しのぎの勉強をしていました。
そんなとき友人から、「とても分かりやすい化学の塾がある」とメディカルエースの存在を教えてもらい入塾しました。
伊藤先生は、基礎から丁寧に論理的に教えてくださるので、有機化学が苦手な私でも一から理解することができました。丸暗記ではなく考えて解く力をつけることができるので、初見の問題でも根拠を持って解けるようになりました。
ファーマコフォア編では、薬理や薬剤など他の科目を跨いで説明してくださるため、それまでに学んだ化学の知識が繋がっていくのを実感しました。
また、不安になったときには伊藤先生に相談させてもらい、精神面でも支えていただきました。
この1年間、有機化学と分析化学は青本青問には触れずメディカルエースのみで勉強しました。おかげで、卒試国試ともに化学が得点源になりました。
この塾に通って心からよかったと思っています。1年間本当にお世話になりました。
4月〜青本、青問
12月〜回数別の国試過去問10年分、薬ゼミ統一模試の総復習
卒試対策はメディカルエースのテキストと卒試の過去問、薬学総合演習の授業プリントを使用しました。
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
卒試:過去4年分(過去2年分は2周)
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
時間があれば、過去2年分は解くことをおすすめします。過去問を解くことで、(科目によりますが)出題傾向が掴めると思います。過去問と類似した問題も多々あったように思います。
しかし、青本の勉強を疎かにしてまで卒試の過去問に手をつける必要はないと思います。なぜなら、卒試の過去問は解説がほとんどないため、国試の勉強が進んでいない状況で解くと、復習に膨大な時間を要する上に断片的な知識しか得られないからです。まずは、青本や青問で知識をひと通り定着させることが大切だと思います。
私は7月に初めて卒試の過去問に触れましたが、必須から手も足も出ず、危機感を持ったのを覚えています。そこで、8月が終わるまでにひと通りすべての範囲を勉強した後に、卒試の過去問を解き始めるといった方法で勉強しました。
化学はメディカルエースで対策をしてくださるので、復習を中心に行えば心配ありません。
その他の対策としては、特に後期の薬学総合演習の授業では、先生によりますが出題する内容を教えてくれるので受けておくことをおすすめします。また、講義プリントには記載がなくても、先生が口頭で説明したり強調したところが多く卒試に出題されていたように思います。
卒試は難しいという印象がある方も多いと思いますが、国試の過去問の理解を深めることで合格することが出来ると思っています。卒試について様々な噂を耳にして不安になることもあるかもしれませんが、先生や友達に頼りながら自分を信じて頑張ってください!
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去10年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
5年生の2月から本格的に国試の勉強を始めました。それまでまったく勉強をしていなかったこともあり、解けない問題ばかりで何度も「もっと早く勉強していればよかった」と後悔したので、できれば早めに勉強を始めることをおすすめします。
青本と青問は8月までに一通り終わらせました。
ただし、有機化学と分析化学はメディカルエースの講義資料のみ使用しました。
9月以降は青問を解き直し、自信がないところはその都度青本に戻って理解を定着させました。
卒試を終えた12月以降は、回数別で過去問を解き直し国試の感覚を掴む練習をしました。この時期に、統一模試の再復習もしていました。
薬理に関しては、薬理機序が青本ではよく分からないときに「薬がみえる」を使って理解を深めることができました。
大学では予備校の講習会がたくさんありますが、私は全て受けてはいませんでした。周りに流されず自分に合った勉強法を見つけるとよいと思います。また、講習会を受けるだけでは1週間後にはほとんどの内容を忘れてしまっています。忘れてしまう前に復習を繰り返し行って、理解を定着させることが大切だと思います。私は復習の方法として、1日の中で3時間青本やまとめノートをひたすら読み直す時間をつくっていました。
模試前のルーティンを作っておくとよいと思います。私は、日頃から小さなまとめノートを作っておき、それを模試前に読み返していました。そうすることで、国試前もいつも通りやるべき事に迷わず落ち着いて当日を迎える事ができました。
この1年間は、不安になったり焦ることもあると思いますが、あっという間に過ぎていきます。終わった後に、やり切った!と思えるように息抜きをしながら頑張ってください。応援しています。
栗山さん
一言で優等生ですね。合格するために必要なことを確実にこなし、不安要素がないタイプの学生さんでした。この1年間、多くの学生さんのお手本になる過ごし方だったと思います。芯がしっかりしているタイプだと思いますし、気持ちのブレもあまり感じませんでした。「やるべきことをやる」のは、簡単そうで誰でもできることではありません。栗山さんは、それを着実にこなせる力をもっています。
私は高校時代から化学があまり得意ではなく、大学に入ってからは特に有機化学が全く手に負えないという状態でした。大学の先生方がおっしゃることは、私にとってはレベルが高く理解することがほぼ不可能でしたので、定期試験には反応式や試薬などとにかく暗記をして臨むという方法で何とか乗り切っていました。しかし、やはり国家試験対策となると暗記だけではあまりにも量が多く、暗記しきれない、どうしようと悩んでいた時に友人から紹介してもらったのがメディカルエースでした。メディカルエースの授業では暗記することはほとんどなかったので、内容をきちんと理解しながら学習を進めることができました。また基礎から丁寧に教えていただけたので、化学が苦手だった私も抵抗感なく授業を受けることができ、次第に大学の先生のおっしゃっている意味が理解できるようになりました。私のように化学が苦手な方は自分で化学を勉強することはなかなか難しく、時間がかかると思います。私はメディカルエースで化学の勉強は完結させ、そこで空いた時間を他教科の勉強に充てていました。効率的に勉強を進めていくためにも特に化学が苦手な人にはメディカルエースを受講することをおすすめします。
青本、必須問題集、大学の講義プリント
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
去年の1回目
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
卒試に向けての勉強は、大学の講義で習ったことを問題プリント(講義で扱うものやプラスで配布されるもの)、青本、青問を用いてしっかり復習することが重要だと思います。後期の講義で扱う内容は自分で勉強する必要がありますが、特に前期の講義で扱う内容は卒試に類似問題が出てくることもあるので、講義プリントを用いた復習はしっかりしておいたほうが良いと思います。(定期試験、国家試験対策にもなるので一石二鳥です!)
また、私は模試の必須問題で足切りに引っ掛かることが多かったので、必須問題集という問題集を購入し、必須問題対策を行いました。必須問題集を2周終えるころには必須問題で足切りになることがほぼなくなったので、必須問題の点数がなかなか上がらない時は使ってみるのもアリかなと思います。
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去5年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
講義の復習を中心に、関連する範囲の青問を解き、わからない部分は青本を読んで知識を定着させていきました。また、国試の過去問は5年分解き、問題(特に正答率60%以上の問題)の解説を自分でできるようになることを意識しながら復習を行いました。よく出る範囲やなかなか覚えられない範囲、理解が浅い部分などはノートにまとめていました。
一年間は意外とあっという間です!が、精神的にきつい時期もやはりありました。時には友人と遊んだり、趣味に時間を費やしたりすることも大事だと思います!卒試、国試合格に向けた1年間ですが、学生最後の1年間でもあります。最後の学生生活を楽しみながら頑張ってください!
高木さん
力があることが分かっていましたが、とても不安感が強い一面があり、そこをよく克服しました。本人に伝えたのが、「不安になることを「どうにかしよう」としなくても良いよ。」という内容です。
試験に向けての不安は、合格に向けての大切な要素の1つだと思います。不安だから勉強する気力に繋がり、また合格できる可能性を自分で感じているからこそ、不安になるのだと思います。高木さんは、結果がうまく出なかったときに、「とにかく頑張ろう」という気持ちで必死に勉強したようです。その気持ちの強さが、一番大切で、勝因の1つだと思います。そして、この1年間の頑張りが、高木さんの自身へと繋がっていくと思います。
有機化学の意味をしっかり理解できる場です。
受講する時は、「理解しようという意思」をしっかりもって受講すれば、先生の授業をうけて絶対プラスにしかなりません。
卒業試験は大学の講義プリントを重視して勉強し、講義では先生の一言一句全て聞き逃さない気持ちで受けました。
私は卒業試験2次卒だったので、1回目と2回目をしっかりやり直してノートにまとめました。
その際、有機化学で学習したところをメディカルエースのテキストを使って振り返っていました。
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
自分が受験した1回目、2回目の卒業試験を復習しました。
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
遅くとも8月頃から本気モードに入った方がよいです。勉強はできるだけ早くから始めた方が、心の健康によいです。1日に試験の1限ずつ(必須、理論1、理論2、実践1、実践2、実践3にわけた1つ)を解いてやり直しという流れでやっていました。一回みた問題は、次に解けないと悔しいかつ時間がもったいないので、次は絶対解けるように!ということを意識してやり直しした方が良いです。
毎日ルーティンのように薬理を薬単で10ページするという習慣もつくって毎日薬の名前を見るように心がけました。
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
3年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
青本は病態•薬理、薬剤、衛生など追い込めるものは国試前に一通り解きました。
10月くらいからは物理、生物、化学を極める時間がないので後悔しました。そのため、10月前には青本でも基礎3科目に触れておくことをお勧めします。
国試は過去3年分を解くことをおすすめします。国試は時間を測って緊張感をもって解くことがおすすめです。
田中さん
一番前に座って、一生懸命受講していただいたことをよく覚えています。その一生懸命が、追い込まれたような感じではなく、興味をもって頑張っているようでした。そのため、気持ちにもある程度余裕があるように感じましたし、また真面目な性格もプラスに作用し、自然と合格に繋げる力がついたと思います。田中さんのように「試験のための勉強」ではなく、そこに興味をもって取り組めば、合格に向けても楽しさが芽生えくると思います。
現役で国試に合格したいなら通うべき塾だと思います。最初は正直、化学で点数取れなくても他の科目でカバーできればいいと思っていました。しかし、最近の国試は科目の垣根を超えて、あらゆる科目で化学の知識が必要となってきています。薬をミクロの世界で考えると化学に行き着くので、薬剤師が身につけておくべき科目であることは間違いないです。
伊藤先生の授業での一言一句や資料の構成などはすべてが考え尽くされていて、学生が覚えるべきこと、覚えてはいけないこと、理解すべきことを丁寧に教えてくださいます。
私は3月末のスタートアップ模試では物理も化学も悲惨な成績でしたが、国試前最後の模試(全統Ⅲ)では化学で学内1桁に入ることができ、足切りの心配をすることもなく自信を持って国試に臨むことができました。
有機化学が苦手な人はもちろん、得意な人もぜひ受けてみてほしいです。
青本・青問、国試過去問、大学の講義資料
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去2年分
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
私は前期の定期試験が終わるまでは、講義の復習と青問の該当箇所のみで過去問に一切手をつけていませんでしたが、講義と並行して国試の過去問を解いておくべきだったと思います。卒試の過去問は8月から解き始めても間に合いました。
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年分(必須、苦手な科目は9年分)
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
国試は相対評価なので、模試で正答率40%以上の問題は解けるようになるまで復習していました。
青本・青問は頻出マークを参考に解いたので、全ては解き終わりませんでした。生薬以外の化学はメディカルエースの講義資料のみを使用しました。
暗記系は寝る前にして、朝起きてすぐに思い出すのをルーティン化しました。
田村さん
早い時期から合格を確信していた学生さんの1人です。田村さんの受講態度から現在の成績は関係なく、最終的には合格すると思っていました。田村さん本人にも、「合格するよ」と伝えたことがります。とてもバランスが良い学生さんで、「良い集中力をもっていること」、「気持ちを切らさないこと」が特に優れています。何が何でもというスタイルではなく、自分ができることを確実にこなすタイプで、着実に成績を伸ばして、結果を残せる学生さんでした。
私は元々有機化学が苦手で、大学の授業はきちんと出ていましたが、内容が難しくなかなか理解できていませんでした。定期テストやCBTは反応式の丸暗記を行ってなんとかその場を凌いでいましたが、国試になるとただの単純暗記では対応できず、化合物を変えられると問題が解けない状況でした。卒業研究の発表を終えた頃、研究室の先輩からメディカルエースの存在を教えてもらい無料体験講座を受講しました。その時に伊藤先生の教え方が私に合っていて、限られた時間の中で有機化学は自分で勉強するよりも先生から教わって勉強した方が効率が良いと思い、塾コースを申し込みました。実際1年間塾コースを対面で受講して、本当に良かったと思っています。伊藤先生の授業は化学の基礎の基礎から応用まで丁寧に講義してくださるので、化合物や問題を変えられても基本的な知識や考え方が身についていたので対応できました。また、私はこの塾に通うまで作題者の意図を考えて問題を解いたことはありませんでしたが、伊藤先生が問題の解説をしてくださる時に「作題者はこの知識を理解しているかを問うている問題です」などとコメントも含めて講義してくださったので、闇雲に問題演習するのではなく問題の本質を理解して演習できていたので、勉強すべき箇所やポイントがよく分かりました。
卒試対策
卒試の過去問3年分を解いて、苦手な範囲は青問で弱点強化を行いました。科目や先生によっては出題の癖があるので、闇雲に過去問をひたすら解くというよりは、各科目ごとにそれぞれ個別に計画を立てて対策を行いました。実務に関しては青本に載っていなかったり初めて見る問題も多いので、卒試の過去問3年分で対策を行いました。前期と後期の授業で扱ったプリントから出題される先生もいらっしゃったので、授業プリントの復習も大切にしていました。
国試対策
私は基礎科目と薬理が苦手だったので、有機化学はメディカルエースの塾コースで、物理の分析化学や定量、生物の生化学、病態薬治・薬理はメディカルエースで行われる特別講座を受講して対策を行いました。国試の回数別は5年分解きました。直近の国試の過去問は大学の授業プリントなどで触れることも多かったので、初見の問題で力試しをしたい時は全国模試の過去問を使って時間も測って解いていました。私は問題を解くペースが早い方ではなかったので、夏頃から国試本番と同じタイムスケジュールで問題演習して時間配分を意識していました。
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年分(実務だけは3回目も、合わせて9回分。実務と法規以外の科目は2022〜2021年分は3回分全て、2020年分は2回目まで。法規は一切解きませんでした。)
全統模試:249〜251回(4月〜6月に解いていました。)
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
夏休みに入ってから後期の授業が始まるまでに、過去1年分(1〜3回全て)の1周は最低限終わらせておいた方がいいと思います。後期に入ってからは、授業の復習などに追われて自分の勉強の時間が取りにくかったです。また、生物と衛生、薬剤は授業プリントからよく出題されるので、プリント中心での対策をおすすめします。有機化学に関してはメディカルエースの塾コースで十分対策できました。
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去5年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
青問は自分の苦手な科目や分野のみ解きました。計算問題は付箋をつけて何度か繰り返し解いて演習しました。必須や理論は過去問に出た内容だけでなく、該当する青本のページを見て周辺知識まで確認するようにしていました。問題を解いてその都度青本を開いて、自分で青本に書き込んだりして最初は時間がかかりますが、丁寧に問題を解いて知識を積み重ねていくことで内容を変えられてもある程度は対応できました。
有機化学に関しては青本・青問は使わずにメディカルエースの講義資料のみ使用しました。
回数別は最低過去3年分、できれば過去5年分を解くことをお勧めします。国試は過去問と内容が被ることがあるので過去問メインで対策していてよかったです。国試の直前期は自分の代の全統模試3回分と回数別を繰り返し解いていました。
灰原さん
1回目、2回目の卒業試験を1位で通過し、全国模試も3回すべて学内1位とまさしく優秀です。灰原さんが質問に来た時に「君は首席になれる力をもっているよ。もしかしたら、既に成績が優秀かもしれないけど。」と伝えたことがあります。
幸いなことに、10年間で首席卒業の学生さんを複数名担当してきました。その中でも非常にバランスのとれた学生さんでした。具体的には、「自分の趣味をちゃんと楽しめる」こと、「勉強がすべてではない」という感性をもっていることです。
そして、良く自分の立場を把握しているからこそ、「学内成績優秀=国試合格」が成り立たないことを理解していたと思います。国から「優秀ですね。無条件で国試に合格させますね。」とはなりません。首席だろうが何だろうが合格を勝ち取るのは「自分自身」です。
だから、不安は決して小さくなかったと思います。その不安は立場上、周りから共有されにくく解消しにくいものです。それ故に常に気にかけて観ていました。
よく自分の気持ちをバンス良くコントロールして最後まで本当に良く頑張りました。そして、卒業試験、国家試験に向けて全員が同じで、不安にならない人はいません。だからこそ、誰かと比較することなく、自分がやるべきことを頑張ることがとても大切です。
これから国家試験に向けてどう勉強していこうかと悩んでいる時に、先輩にメディカルエースを紹介してもらいました。
伊藤先生の講義は説明が論理的でとにかく分かりやすいです。メディカルエースの特別無料講座で先生の講義を初めて受けた時、化学ってこうやって考えて問題を解く科目だったのかと感動したのを覚えています。メディカルエースでは基礎から学ぶことができるので、化学が苦手な人にもおすすめです。卒試が近くなると卒試対策もしてくださるので安心感がありました。
試験の内容によっては点数がどう転ぶかわからない不安要素だった化学を、得点源に変えることができたのはメディカルエースのおかげです。本当に通ってよかったです!
青本青問
回数別の国試過去問
大学の講義プリント(卒業試験対策)
卒業試験の過去問
模試の過去問
メディカルエースの教材
メディカルエースの国家試験対策特別講座(定量分析、機器分析、大政先生の病態など)
※特別講座の中でも特に定量分析、大政先生の病態には何度も助けられました。わかりやすいです。
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去3年分(1.2回目のみ)
※自分の苦手科目は3回目の過去問と、+2年分解きました。
国試も卒試も過去問2.3周くらいはしたと思います。
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
まずは1次卒業を目指して計画を立てることが大切だと思います。
1次卒業か2次卒業かで国家試験の勉強だけに集中できる期間が全然違います。卒業試験対策には過去問と講義プリントが重要です。どの科目も前期後期の講義プリントからそのまま出ている問題が何問かあったと思うので、前期から講義はきちんと受けた方がいいです。
卒業試験は国家試験とは違い独特な問題も多いため、過去問で慣れておく必要があると思います。過去問を見ると先生たちの問題の傾向やお気に入り単元があるように感じました。
前期試験が終わるまでは青本と大学の講義に集中し、前期試験が終わってから卒試の過去問を解き始めました。周りからは卒業試験の過去問が難しすぎて全然わからないという声も聞いたので、夏休みから過去問に取り掛かれるよう基礎固めは夏休み前までに終わらせることを目標にすると良いと思います。ちなみに化学に関してはメディカルエースをしっかり復習しとけば怖いものはないです!
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
過去6年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
青本と青問を6月末までに1周しました。周りに比べるととても早い方だったと思います。6月末までに終わらせたことで7月は前期試験の勉強、8月以降は卒業試験対策に集中できたので個人的にはよかったです。化学はメディカルエースのみで充分でした。生薬くらいは見たかもしれませんが、それ以外の範囲の化学の青本青問は1回も見ていません。
青本と青問の使い方ですが、私は青本で知識を入れてから対応する箇所の青問を解く勉強法をしていました。私は忘れるのが早いので1つの科目に1日費やすのではなく、1日に3科目くらいをこまめに進めていました。青本は分厚くて読む気が起きず本当に嫌でしたが、やらないと気になるタイプなので化学以外は全ページ読みました。そうすることで知識量が増え、細かいところも理解できるようになったので結果的には良かったです。
国家試験の勉強は量も大切ですがそれ以上に質が大切だと思います。自分なりの勉強方法を見つけて無理なく続けられる勉強スケジュールを組み、たまに息抜きもしながら1年間頑張ってください。応援しています。
箱丸君
箱丸君はとても実直で、1つでも多くのことを吸収しようという気持ちがとても強く感じられる学生さんでした。そのため、講義中もとても集中力が高かったです。箱丸君の性格は、責任感も強く、前向きに頑張れるタイプのため、社会人としての活躍もとても期待しています。箱丸君のように「頑張れること」は合格へ向けて大切な要素になります。
1年間受験勉強する中で、精神安定剤のような存在でした。
多くの人が苦手であったり正しく理解できていなかったりする有機化学や分析化学を、自信を持って解けるようにしてもらえるからです。
その分他の教科に時間を割くことができました。
瑞記先生の授業と教材があれば、他の予備校の化学の授業は全く受けなくていいです。
自分も初めは、エナンチオマーとジアステレオマーの違いすら正しく理解出来ていませんでしたし、前期の古舘先生のファーマコフォアは答えを丸暗記して定期試験を受けていました。
でも今は自分の力だけで理解し正解できるようになり、国家試験も臆せず臨むことができました。
それも全てメディカルエースで1年間教えてもらったおかげなので、11期生の皆さんも化学は瑞記先生を信じて勉強してください。
青本と、国試過去問です。
国試過去問はe-RECを使ってやってました。
卒試は過去問も大事ですが、自分はどちらかと言うと授業プリントをしっかりやったと思います。
Q:卒業試験の過去問は何年分勉強しましたか?
卒試は2年分2回目まで
Q:卒業試験に向けての勉強のポイントは?
できるだけ早めに去年の1回目を解いてみてください。
多くの人が卒業できるのか不安になると思います。
その段階で今自分の中で1番不足しているのが何かを考えて、まずはそれを全力で克服してください。
自分の場合は、基礎から穴が多くあることが分かったので、しばらくは青本と国試の必須問題で土台を固め直しました。
あとは学校の授業を真面目に聞くことです。特に前期。
Q:国家試験の過去問は何年分勉強しましたか?
国試は3年分
Q:国家試験に向けての勉強のポイントは?
年末まではe-RECを使って単元ごとに国試の過去問をひたすら解いて分からないところは青本で復習を繰り返していました。ただ、解くときは単元ごとですが、復習するときはいろんな単元を行ったり来たりしてました。
時間はかかりますが、複数の単元を跨いで復習するのは最終的に1番効率よく定着すると思います。
年が明けてからは、回数ごとに解き直したりこれまで受けた授業の見直しをしたりと、新しい知識を入れると言うよりは今まで入れたことのある知識を漏らさないようにすることに尽力しました。
あとは、卒業が決まったからと言って油断しないことが1番大事です。笑